京都河原町の町家改修

京都市中心部に建っているにも関わらず、10年以上空き家のまま放置されていた築70年以上の京町家を改修したプロジェクトです。
まちに対して閉じてしまうのではなく、日本各地の食材生産者が食材を使った料理でじっくりとプレゼンテーションをしたり、まちのイベントで開放したりするような、まちに開いた使い方も想定しています。
そのため、建物の内部空間は6mの長さを持つ、長いカウンターキッチンを中心に構成しています。
長年放置されていた空き家を人と人とのコミュニケーションの要となるキッチンを軸として改修したことは、1つの建物の中での暮らしを豊かにするだけでなく、まちの人たちの暮らしを豊かに変える提案でもあると考えています。

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