堀川五条の計画

夫場が2人で暮らす住宅である。ライフスタイルと予算から、京都市内の中古マンションのリノベーションを選択することとなった。「最低限の介入」を基本方針とし、既存の内装で良いと感じた部分(サーキュレーションできる平面、個室化しているキッチン)には極力手をつけず、生活感を肯定できる空間をめざした。
元々のプランを設計した「アノニマスな建築家」を仮想の共同設計者とみなし、その意図と仮想の対話をする形で設計を進めた。
ベランダ側にFRP製の壁と障子を採用し、直接的な光ではなく抽象化された光を取り入れた。また、クロゼットのような両開きドアで外部世界から意図的に切り離された「閉じた世界」を設計し、静かで自律した内部空間を計画した。

□建築概要
名称:堀川五条の計画
用途:専用住宅
所在地:京都市下京区
設計期間:2023年3月-6月
施工期間:2023年7月-9月
竣工:2023年9月
床面積:60.46㎡
施工:清水工務店
写真:木村慎弥建築設計事務所

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